光華小学校
岡田邦男 校長先生インタビュー ~2013年度 随時入試について~(2012.12.13)
京都右京区にある光華小学校から「平成25年度入学児童 【随時入試】 児童募集」のお知らせをいただきました。「随時入試」とは何だろう、その意図は? と気になりましたので、直接、岡田邦男校長先生にお話を伺ってまいりました。さすが、岡田校長先生、情熱家です。改革に躊躇がありませんでした。ご報告い たします。
岡田 邦男校長先生
「岡田校長先生、随時入試ってどういうことでしょうか。教えてください。」
「文字通り、随時に入学試験をさせていただきますということなんです。光華小学校への入学を希望される方でしたら、お一人でも入学適正検査(常識・運動)、親子面接をさせていただきますので、是非いらしてください。」
「随時入試」は私立小学校受験では、なじみの無い言葉ですが、何故「随時入試」に踏み切ったのでしょうか?」
「有 り難いことに、A日程入試を終え、ほぼ定員数に達しています。ただ、いろいろな事情から、今になって私立小学校入学をお考えの方もあると思いますし、また 非常に残念ながら、第一志望校の入学試験を体調を崩して受けることができなかったお子さんもあると思います。若干名の受け入れではありますが、そのような
お子さんと保護者の方々に光華小学校に合格していただき、一日でも早く安心していただきたいと考えたのです。年明けにC日程入学試験を行うこともありまし たが、それではお正月を楽しく過ごせないでしょ。5歳、6歳のお正月は人生で一度きりしかないのです。そんな貴重なお正月には、進学の夢を膨らませ、楽し
い語らいのある家族団らんの場を過ごしていただきたいと願い、よき思い出として残してあげたいのです。だから、光華小学校は随時入試を行うことにしまし た。」
以上です。岡田邦男校長先生、ありがとうございました。
◆岡田邦男 校長先生 インタビュー (2012.5.31)
2012年 5月31日
京都市右京区にある 光華小学校を訪ねて参りました。
今年4月に、岡田邦男先生が新校長先生に就任されましたので、今のお気持ちをお聞きしたかったのです。
岡田 邦男 新校長先生
岡田邦男新校長先生は、長年校長を務められた櫻井 成先生のもと、昨年、副校長先生として赴任され、光華小学校を盛り立てていらっしゃいましたが、今年4月に校長先生に着任されました。
以前は、京都市立太秦小学校に校長10年間、教頭4年間の通算14年間の長きにわたり務めて来られたそうです。その当時は、京都市内で児童数1,000人を超える小学校は太秦小学校のみでした。この最大規模の太秦小学校を運営された経験を生かして、これからは、「光華メゾッド」を創造するのだと、岡田邦男新校長先生は堅い決意を話してくださいました。
その「光華メソッド」の、ご紹介いたします。
“光華”効果 そのⅠ
プラスα の可視化
「こ」 向上心 「学習内容の質と量」
授業日数 220日・標準時数+α=1,000時間超
学習内容 教科書+「ひかり」と「はな」
◆ 言語活動を豊かにする国語科の展開
◆ 算数的活動を軸とした算数科の展開
“光華”効果 そのⅡ
不易流行の具現化
「う」 潤いの心 「こうか学習」
◆學を「開く」: 世界に学ぶ ブローバル・キッズ
◆學を「拓く」: 環境に学ぶ エコ・キッズ
◆學を「啓く」: 生き方に学ぶ ヒューマン・キッズ
“光華”効果 そのⅢ
薫習への原点回帰
「か」 感謝の心;伝統文化教育
光華だからできる・光華しかできない
道徳・こころの学習 礼法・邦楽・茶道 宗教教育
◆「學」への こだわり
◆自然や崇高なものとのかかわりを重視した学びの定着
充実した学びで確かな学力の育成
「のびしろ」を検証する評価
「のりしろ」を意識した指導計画
◆学級担任と専科担当教員で最大限に伸ばす
◆サポート・ティーチャーで基礎・基本を固める
オール“光華”で支え合い認め合う 絆づくり
「タテ・ヨコ・ナナメ」の連携強化
人的資源縁コミュニティーの組織化
◆ゲスト・ティーチャーの「輪・話・和」
◆健やかな体を育む運動やスポーツの実践
◆体力向上を目指す「陸上光華」 すその・ゴール
地域社会との共生
学校ぐるみ・地域ぐるみの教育
◆自尊感情を高め、お互いを尊重する
◆認め合い、支え合い、共に生きることの大切さを学ぶ
●学年別・系統的な勤労・奉仕活動の取組
●豊かな心を育む福祉・ボランティア活動
そして、最後に
Look west, “KOKA" effective school
と、熱く語ってくださいました。これからの光華小学校が楽しみです。
光華小学校をご紹介します。
2、自ら学び考える力を育てる
3、みんなと仲良くできる 協調性を育む
4、何事も最後までやり抜く強い意志を育む
5、「ありがとう」と素直に表現できる感謝の心を育む
2年生の図画です。
光華教育の実践
心を育む教育
特色ある光華教育で、「思いやりのあるやさしい心」、「感謝の心」を育みます。
光華小学校では、子供の頃からしっかりとした礼儀マナーを身につけるとともに、清らかで、他者への思いやりのあるや さしさに満ちた子どもたちに育ってもらおうと、「宗教教育」「日本の伝統文化教育」「福祉・ボランティア教育」に取り組んでいます。また、敬愛の心を育て る「祖父母参観」も実施しています。
光華小学校では、毎年約90%以上の6年生が、併設の京都光華中学校や他の国・私立中学へ進学していきます。本校では、進学実績に裏付けされた独自のカリキュラムを設け、年間授業日数を220日年、特色ある光華教育に必要な授業時間を確保しています。
光華小学校の目指す児童像は、「元気で明るく、勉強も頑張る子ども」です。
光華小学校のホームページはこちらをご覧ください。
光華小学校の入試情報はこちらをご覧ください。
これまでに、けいkids+ブログでご紹介した光華小学校のレポートはこちらをご覧ください。
子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。
光華小学校は京都市右京区にある私立小学校です。光華小学校は長男の出身校なのです。久しぶりに訪ねた小学校は懐かしい香りがしました。土臭い子どもの匂いと給食のパンの匂いです。
桜井先生にも 「小学校受験家庭に伝えたいこと」を尋ねました。
桜 井先生は、「今のお子さんには社会力が不足していますね。社会力と社会性は違うものだと思っています。社会性と言うのはその場に合わせていくことの出来る 能力ですが、私たちが育てたいのは社会力なんです。自分の人生に切り込んでいく力、自分で考えて前進していく力が社会力なのです。そうして社会を担って行
かなければならないと思いますよ。この社会力の素を家庭で身につけてほしいと思いますね。では、そのためのはどうすれば良いかというと、子どもの話を聞い てあげてください。もっともっと聞いてあげてください。ご家庭での会話が少ないのでは無いかと思うお子さんが多いですよ。人の話しが聞けないお子さんが増
えています。面接の5分がじっと出来ないお子さんもいらっしゃるんですよ。プリントが出来れば良いのでは無いと思いますよ。何も難しいことを言っているの ではありません。年相応の発達をしていれば、それでいいのです。光華小学校は派手なことは何もありません。でも、それで良いのです。子どもが子どもらしく
あれば良いのです。光華小学校が、この不況にあっても生徒数が減ると言うことがないのは、こうした考えに賛同して下さる方が少なからずあるのだなぁと思っ ています。ありがたいことだなぁと感謝しております。」と話して下さいました。
桜井先生の話されたことは、先日お会いした箕面自由学園の原校長先生のお話と相通じるものがたくさんありました。本当に子どもを愛している人の感じることは、同じなのですね。
素 晴らしい校長先生達にお会いして、幼児教室けいkidsの目指すところ、「技術を習得して合格するのでは無く、能力を育てて余力で合格する子どもを育て る」ことが、学校側の求める子どもでもあると再確認しました。けいkidsは、子どもを泣かせません。問題の本質を理解させる指導もなく、ただただプリン
トを繰り返すのはつらい。つらいから、子ども達は泣きます。何故なら、子どもは本来「考えること」が大好きだからです。考えないのはつらい。
幼児教室けいkidsは子供を泣かせません。考えさせますから泣きません。考えることは楽しいから泣きません。入試まであと5ヶ月。子ども達の笑顔とともに過ごします。
子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。