関西大学初等部

田中達也教頭先生 2013年度入試についてインタビュー (2) (2012.12.12)

関西大学初等部

                    1階 初等部

 

 




今回は、「運動と行動観察(合わせて30分程度)」についてお話を伺いました。

「こ れまでは「運動」と「制作」を行っていましたが、今年度は「運動(10分強)」と「行動観察」を実施いたしました。「運動」は、5種類のサーキットトレー ニングです。マットでは、①アザラシ歩きと②前転、フープで③ケンパ、④平均台上を歩く、⑤ボールつきの5種類です。

今年度は昨年まで 行っていた「ものづくり」ではなく、「行動観察」として「きれいなお家つくり」をしました。これは、パーティションで玄関、リビング、子ども部屋の3つの 部屋を作りだし、一定の時間内でそれぞれのお部屋の中をきれいに片づけていくものです。4~5人のグループで行動するのですが、部屋に入るたびにどう片づ けるかをみんなで相談してもらい、実行します。そのあとで、また集まってもらってそれ以上片付けるところは無いかをチェックした後で、次の部屋に移動して 行くものです。たとえば、玄関ではスリッパが散乱していました。リビングではゴミが落ちていたり、椅子が倒れていたりしています。雑巾も用意してありまし た。子ども部屋ではスモックが脱いだままになっていたり、本がばらばらに置いてありました。こうした状況の中で、お子さんの動きをしっかりと見させていた だくことができました。

今回の行動観察では、お子さんの普段の様子がわかる場面がいくつもあり、文字通り「行動観察」として良かったなと いう感想を持っています。指示はできるけれど、自分からは動かないお子さんもいますし、口数は少ないけれどテキパキと自分から率先して動くお子さんもい らっしゃいました。この行動観察を実施して、一番うれしかった事は、大人しくて引っ込み思案なお子さんで面接テストでは自分らしさが発揮できなかったお子 さんにも、行動観察領域できっちりお仕事ができたお子さんに、プラス評価ができたことでした。

関西大学初等部の入学試験は面接、ペーパー テスト、行動観察の各分野を総合的にみて合否判断を行います。基本的生活習慣が身に付いていて、年齢相応の常識を持っていて、その上子ども同志で関わりが 持てるお子さんのご入学を願って行っている入学試験です。素直に自分の心を話すことができるか、知的好奇心をもっているか、基本的生活習慣が身に付いてい るかどうかを重要視しています。
親子面接のときに、保護者の方よりもお子さんに集中して質問をしているのも、自分の心を話したいと思うお子さんの入学を希望しているからです。こうした入試の結果、入学後の学びに向かいやすいお子さんたちに集まってきて頂いて来ているなと感じています。」


以上です。田中達也教頭先生、ありがとうございました。

田中達也教頭先生 2013年度入試についてインタビュー(1) (2012.12.11)

関大大学初等部

関西大学高槻ミューズキャンパス
JR高槻駅、阪急高槻市駅のどちらからも徒歩約10分です。

関西大学初等部のホームページはこちらをご覧ください。

関西大学初等部

              田中達也教頭先生 校舎1階玄関にて

今年も、田中達也教頭先生に入試問題解説をお聞きして参りましたので、ご紹介いたします。

「2013年度の入学試験は、基本的には内容、問題数ともにほぼ昨年同様です。
昨 年は、一昨年と比べて大きく変化しました。それは、自然に触れ、年齢相応の日常生活を送っているお子さんに本校に来ていただきたかったからです。ですか ら、日常の生活体験を生かして解く問題や一般常識の問題を数多く出しました。本年度も、その思いは同じでしたので、説明会等でも今年度も同じ傾向だとお話 しさせていただきました。


・考査(ペーパーテスト)の詳細
大きく分けて3領域から問題を作成いたしました。
国語的領域、算数的領域、一般的領域(一般常識)の3領域です。

*国語的領域から
、お話の記憶・・・「お話」を聞いた後で、そのお話について大問2題。一昨年は2分程度のお話をして、その後ですべての問題を解きましたが、今年度はお話を区切り、その都度問題を解きました。
、聞き取り・・・「私は誰でしょう。」、「私は何でしょう。」
「学校に行く時に、鉛筆や消しゴムを入れます。さあ、私は何でしょう。」
、しりとり・・・一昨年は交差したしりとりでしたが、今年度は5つの動物でしりとりして一番最後に来るものに〇を付けました。

*算数的領域から
、図形・・・あらかじめ封筒に5枚の図形が入れてあります。そして、お手本の「形」があり、この「形」を作るにはこれら5枚の図形のうち、どれを使えばよいかを見つけて〇を付けます。「形」は実物大ですから実際に置いても良いのです。
、回転・・・裏返すとどうなりますか、見つけて〇を付けます。電子黒板で例を見せました。例えば、四角の中にハート型を2つ入れたものを裏返すとどうなりますか、というものです。ハート型の向きに注意が必要でした。
、位置関係・・・7匹の動物が一列に並んでいます。
  「この列の中のゾウが一番後ろに来ると、アリはどこにいますか。」
  「この列の中のゾウが一番前に来ると、真ん中は誰ですか。」
、シーソー・・・一対一対応ではなく、複数を乗せてどちらが重いかを聞きました。また、「リンゴとミカンを一つずつ食べた後のシーソーはどうなるでしょう。」とも問いました。
、 「テトリス」のようなもの・・・△や☐が落ちてきて、敷き詰めます。その時に最後に来るものはどの形でしょう。あるいは、初めに詰める形はどれでしょう。 まず、電子黒板で例を見せました。3つの図形が落ちてくるタイプから6つの図形が落ちてくるタイプまで、3問ありました。
、推理・・・長さの違う4本セットの棒があり、これらを1本につなげると一番長くなるものをさがします。これも、電子黒板で例を見せました。
  
*一般的領域(一般常識・生物的理科的分野)から
10、ミューズ学習において学習している「ベン図」を出しました。緑のものと赤のものの共通点を見つけます。
11、原材料と加工品の関係・・・カツオと鰹節。牛とヨーグルト。大豆と豆腐等。
12、スポーツ選手と競技場の関係・・・柔道と試合場(畳)。相撲と土俵。サッカーとフィールド。スキージャンプとジャンプ台。アイススケートとスケートリンク等。
13、洗濯機の写真があり、昔はどのような形態だったかを答えます。
  選択肢はお釜・洗濯板・七輪等です。
14、仲間でないものを選ぶ・・・①ホーム、電車内の様子、改札口、券売機、消防車の中から選びます。②各地のお祭りの様子と募金活動をしている様子の中から選びます。
15、月と太陽と地球のリアルな写真や宇宙から見た地球の写真の中から「月」を選びます。
16、生物について・・・バッタ、かたつむり、カブトムシ、アリ等の中から、グループで行動するものを答えます。
17、生物について・・・鳥の鳴き声を聞いて、何の鳥かを答えます。カラスとスズメの鳴き声でした。
   選択肢はカラス、スズメ、ウグイス等でした。
18、食物について・・・複数の実の写真があり、正しい実の付き方はどれかを答えます。
   ニンジン、スイカ、イチゴ、タマネギ、ラッカセイ等の8種類がありました。


以上です。田中達也教頭先生、ありがとうございました。

 

田中達也教頭先生 インタビュー(3) (2011年11月16日)

2011年 11月16日 

大阪府高槻市にある関西大学初等部を訪ねて、田中達也教頭先生に今年度の入学試験についてお聞きして参りました。今回は、入試全般について語っていただいたことをご紹介いたします。

CIMG3254
子どもの視点でそろえられた本棚です。


「今年度の関大初等部の入学試験では、私学受験の厳しい状況の中、何人の方に志願していただけるのか懸念していましたが、結果としては昨年度を超える方に受験していただくことができ、本当に有難いことだと感じています。

今年度の合格者は男女合わせて64名です。
合格者数については、やはり受験者数の多い大阪府が一番ですが、京都、兵庫、滋賀の方もおられます。

受験倍率が昨年度を上回ったことは、学校としては嬉しいニュースですが、これは、本校の教育環境だけでなく関大初等部が大切にしてきた「ミューズ学習」をはじめとする教育内容について、少しずつ保護者の皆様に評価していただいたからではないかと考えています。」

CIMG3248
「めざせ考える達人」
思考力を鍛えるミューズ学習は関西大学初等部の特徴の一つです。

「面接試験で保護者の方がたのお話を伺っておりますと、
「こ れからの時代は、男の子、女の子に関わらず、自分で人生を切り開いて行く力を身につけることが大切だと思います。関西大学初等部は、その生きる力を身に付 け、考える引き出しを増やしていける学校だと思います。」という内容のお話を聞かせていただくことができました。本当に、有難いことだと感じております。

開 校2年目の今年度は、教科等の中でミューズ学習をどう生かすか、どう生きているかが実践・研究のテーマです。思考力は具体的な評価が下しにくいものです が、ミューズ学習の効果が子供たちにどう浸透しているかを常に意識し、具体的な方法で子どもたちの育ちを見ていかなければならないと思っています。」


CIMG3255

電子黒板は使用しないときは、白板の後ろに収納されます。
クラスの標語にも、みんなで伸びて行こうという気持ちが現れていました。


「今年度の入学試験には、生活体験的なことやマナーについての問題を多く出題しました。
行動観察テストも制作等の出来ではなく、先生の話が聞けて指示がきちんと守れているか、友達と楽しく関わっているかという学校生活に直結した場面での行動を見せていただきました。
そして、あきらめない心を持ち好奇心豊かなお子さんに入学していただきたいと考えています。それは、関西大学初等部が育てる児童像である「感性豊かな子 考える子 挑戦する子」でもあります。

来年度の入学試験に向け、5月から学校説明会や入試説明会を開催する予定です。今年度と同様にオープンスクールにおいては、実際に授業も見ていただきたいと考えておりますので、ぜひご参加ください。」


以上です。

 



子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。

 

 

田中達也教頭先生インタビュー(2) (2011年11月16日)

2011年 11月16日 大阪府高槻市にある関西大学初等部の田中達也教頭先生にお会いして、10月に行われた入学試験について詳しく伺って参りました。その第二回目の報告です。
来年度、関西大学初等部への入学を希望されている方は、是非参考にしてください。

CIMG3247
英語教室 
電子黒板を使って、オーストラリアの提携校の生徒と国際会議も開きます。

 

CIMG3253

二部屋(はてな館とわくわく館)ある図書室の一つです。
床暖房だそうです。すべてが子どもを主体にした作りでした。
「好きな分野の本をたっぷり読めるわくわく館、知りたいことや興味のあることに向き合えるはてな館、
本に親しみ、調べ方を学ぶ週1回の図書の時間、毎日の読み聞かせが楽しみなモジュールの時間」
(関西大学初等部ライブラリー通信から)


今年度の入学試験は、募集人数 男女合わせて60名(関西大学幼稚園からの入学者を若干名含む)
・親子面接 9月24日(土)~10月4日(火)で指定した日
・考査(ペーパーテスト) 10月11日(火)
・行動観察(運動能力を含む) 10月12日(水)
のスケジュールで行われました。
これらの3つの項目を総合的に判断し、合格者を決定します。

・行動観察(運動能力を含む)
運動 10分程度
制作 20分程度 合計30分

運動
9~10人のグループで行動します。
運動能力だけでなく、最後まであきらめずにがんばる姿や、指示を理解し守れるかを主に見せていただきます。
・その場でボールつき
・二人でパスをする
・マットで前回り
・アザラシ歩き (両手だけで前に進む)
・仰向けに横になった状態から、合図を待って走る。

制作
運動の時のグループを半分にして行動します。
グ ループで行動することで、友人との関わり方を見せていただきました。リーダーシップを取れるお子さんも素晴らしいですが、それだけでなくみんなで気持ち良 く制作できるように配慮したり、困っているお友達に声をかけたり、あるいは、考えて工夫して制作することができるお子さんもいらっしゃいます。それで良い のです。一人ひとりのお子さんの良さを見るようにしています。

男児・・・車を作ろう
女児・・・お家を作ろう
男子・女子のどちらも、一から作るのではなく予め切込みを入れてあるもの使用して制作します。セロテープなどを使用することはありませんでした。見本も置いてあります。


入学試験の内容は以上です。

次回は、関西大学初等部入学試験の総括をご報告いたします。



子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。

 

 

田中達也教頭先生 インタビュー(1) (2011年11月16日)

2011年 11月16日
今年度の入試を終えた関西大学初等部の田中達也教頭先生に、入学試験について詳しくお聞きして参りましたので、ご紹介いたします。
今年度の入学試験は変化が多かったようです。
来年度、関西大学初等部への入学をご希望の方は是非、参考にしてください。

CIMG3238
田中 達也教頭先生
CIMG3240
初等部の制服です。
ここにはありませんが、帽子もとっても可愛いです。

今年度の入学試験は、募集人数 男女合わせて60名(関西大学幼稚園からの入学者を若干名含む)
・親子面接 9月24日(土)~10月4日(火)で指定した日
・考査(ペーパーテスト) 10月11日(火)
・行動観察(運動能力を含む) 10月12日(水)
のスケジュールで行われました。
これらの3つの項目を総合的に判断し、合格者を決定します。


・親子面接の詳細
「かなり変化しました。
開 校から2年間は、親子面接の時間配分は7~8割を保護者に質問し、3~4割を受験生と話していましたが、今年度はその比率を逆にして、保護者への質問は 3~4分にして、あとの7~8分はお子さんとお話をさせていただきました。昨年と比べますと、お子さんへの質問時間は2倍の長さになります。お子さんへの 質問も、たくさん質問することだけでなく、質問数を少なくして1つの質問から出た話題について話を続けていくこともありました。お子さんにとっては難しい 部分があったかもしれませんね。ただ、私共もお子さんの目を見てお話させていただいているので、たとえば多少間があっても、考え中であるのか、あるいは戸 惑っているのかはわかりますので、追い詰めるのではなく、その場の状況に応じてすすめさせていただきました。
保護者の方の中には、返答に間があったりすると、減点対象になるかとご心配される方もあると思いますが、決してそうではありません。これからともに長く学んでいくことになるお子さんのことを知りたいと思っているからこその質問です。
このように今年は、受験生への質問が多 かったのですが、子どもたちと関わる時間がもてたので、学校としてはよかったかと思います。保護者への質問は例年通りで、志願動機や説明会についての感想などをお聞きしました。」

考査(ペーパーテスト)の詳細
挨拶・マナーについて
、「挨拶の言葉」を聞かせて、その挨拶に合う絵を選ぶ。
、学校や電車の中の絵を見せて、いけないことをしている子に×をつけます。
、鉛筆・お箸の持ちかたの絵を数種類見せて、正しいものを選ぶ。左利きさんが不利にならないように、右利きさんにとっての正解、左利きさんにとっての正解の絵を用意しました。
、折り紙で「ふくろ折り」をします。電子黒板で作り方を示したのち、折りました。完成形も見せました。
  (「ふくろ折り」というのは、まず四角に折って開いて、三角に折って開いて・・・、箱を作るのではないかと思います。兼田)

生活体験について

、・社会的領域から
上部に、葉書やごみ袋等の絵をならべておいて、下部に郵便車やパッカー車等をならべ、関係のあるもの同志を線で結びます。
  ・理科的領域から
上部に、牛の写真、田植えをしている写真、漁業をしている写真等をならべ、下部に牛乳、お米、魚等をならべ、関係のあるものを同志を線で結びます。
、日本でないものはどれでしょう。
ニュー スや絵本等でも親しみがあるような神社・仏閣等の日本の建物や、ねぶた祭りや祇園祭りのような日本の有名なお祭りの写真の中に、スペインの「牛追い祭り」 等の外国のものを入れておいて、日本でないものを探します。幼児さんにとって、かなり難しいのではないかと思っていましたが、正解率が高く驚きました。
、道路標識・・・間違っている道路標識をさがします。
、日本地図・・・北海道など日本の一部が欠けているものや、裏返っているもの等の数種類の日本地図の中から正しいものを選ぶ。
子 どもにとっては難しい問題かと思っていましたが、子どもたちは頑張っていました。合格後の子どもたちに聞いてみますと、テレビの天気予報で見て知っていた とか、日本地図パズルで遊んでいたからわかったとか、お風呂に日本地図が貼ってあるから知っているとか言っていましたよ。

生物学的理科分野
、花と実の写真があって、関係があるものを結びます。
例えば、イチゴの花とイチゴの実を結びます。
これは、かなり難しかったようですね。
10、「もみじ」を示しておいて、まつぼっくりやスイカ等の中から同じ季節のものをさがして〇をつけます。
11、桜の花を示しておいて、同じ季節に咲く花をさがして〇をつけます。
12、昆虫の問題・・・数種類の「蟻」の絵を見せて、正しい足の付き方の蟻をさがして〇をつけます。
13、昆虫の問題・・・数種類の昆虫を示して、1つだけ違うものをさがして〇をつけます。
  

言語領域問題
14、聞き取りと地図の理解・・・「あなたの立っているところから3つ目の角を右に曲がって・・・」というお話通りにたどって行って、行きついたところに〇をつける。
この問題もかなり難しいと思ったのですが、正解率は高かったですね。

数領域問題
15、四つ折りにした折り紙を二か所切り取って開いたらどうなるかをさがして〇をつけます。
16、一番多いものはどれですか。さがして〇をつけます。
今年はTシャツの絵でした。3種類のTシャツに模様がついています。そのTシャツが逆向きになっていたり、逆向きになっているけど模様はそのままだったりする複雑なものです。その中から、一番多いものを選んで〇をつけます。
17、数合わせ・・・ハンバーガーとジュースの絵、靴と靴下の絵があり、同数にするにはどちらをどれだけ移せば良いでしょうか。移す数だけ〇をつけます。

図形領域問題
18、図形の移動・・・5×5のマス目に書いてある図形を同じく5×5の用紙に書き写す。
19、回転図形・・・電子黒板を使用して何回か見本を見せた後で、ペーパーにある模様付き3×3のマス目を180度回転させるとどうなるかをさがして〇をつけます。
20、回転合成図形・・・電子黒板を使用して何回か見本を見せた後で、ペーパーにある異なった二つの図形が90度回転したのち合体したらどんな形になるかをさがして〇をつけます。

親子面接と考査(ペーパーテスト)の詳細は以上です。
明日は、行動観察(運動能力を含む)について、ご報告いたします。



子どもの笑顔を守りたい。幼児教室けいkids+の心です。

 

 

田中明文 校長先生 インタビュー (2009年8月27日)

2009年8月27日

CIMG0262

関西大学初等部校長予定者の田中 明文先生にインタビューしてきました。

 

田中先生は、教員紹介パンフレットに依りますと、大阪府公立小学校教員、大阪府教育委員会指導主事、河内長野市教育委員会教育部理事、大阪府教育委員会教育事務所長、公立小・中学校長を経て着任されました。2008年大阪府知事から表彰された先生です。

 

田中先生は、これまで「学びを通して生活を深める」ことを教育信条として来られたそうです。今回、関西大学の「学の実化」の精神に大いに共感するものがあり、校長先生として着任する決心をしたのだと語って下さいました。

田中先生は、教育に対する熱い情熱を持っている明るく元気な先生です。

 

8 月9日に、京都メルパルクで開かれた入試説明会に参加したときに、田中先生が「生徒一人一人をかけがえのない存在として大切にする教育を行いま す。生徒の可能性を最大限に引き出す教育を行います。授業の内容で勝負します。頭も心も体も鍛えます。いじめも仲間はずれもさせません。勉強することで日 常生活が豊かになる教育をします。」と仰ってましたが、この先生が校長先生なら、実現すると思いました。

 

関西大学初等部のこれからが楽しみです。

 

子どもの笑顔を守りたい。 幼児教室けいkids+の心です。